2008年10月13日コレージュ・ドゥ・フランス
今回は、キュリー研究所の発生生物学部門設立記念セミナーだった。300人の会場に500人の予約が入っていたそうだ。セミナーの入場予約をし損ねていたので、入れないかと一時は諦めていたが、当日受け付けてキュリー研の職員証を見せて交渉し、入場バッジをゲットすることができた。
今日の講演者の約半分がキュリー研究所の教授達で、残り半分がアメリカから招聘した超大物教授達だった。キュリー研究所の外部顧問に就任されたロックフェラー大学学長のポール・ナース先生やカルフォルニア工科大学の元学長のデイビッド・ボルティモア先生など、ノーベル賞受賞者達も講演をされた。こんなに小さな研究所で、これだけの人物を呼べるキュリー研究所の国際的な権威を改めて実感させられた。ナース先生も「パスツール研究所とキュリー研究所は特別だ」と明言していた。
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